こういう雲を見ると、私はいつも中落ちを思い出します。
高校一年生から約7年間お世話になっていたお寿司屋さん。
当時は回転寿司屋より本来のお寿司屋さんの方が多かった時代。
私はお客様に料理を運んだり洗い物をするバイトでしたが、
慣れてきた頃には甘エビの皮をむいたり、
ネギトロ用の中落ち(マグロの中骨についた身の部分)をスプーンでこそげ取る
仕込み作業をたまにさせて貰っていました。(雲が中骨に見えるのです)
ネギトロ巻きは一人前たしか¥2,500ぐらいする巻物で、
美味しいし私は大好きでした。
中落ちは赤みも油っぽい部分も両方有りそのどちらもが混ざり
刻んだあさつきとわさびとマッチングしてとっても美味しかったです☆
でも大人になってからスーパーなどで見かけるネギトロは安い。
もちろん見た目から違うし美味しくなさそうだとは感じますが、
これって何なんだろう。と不思議に思っていましたが、
私は無類のお寿司好きで、スーパーや回転寿司などの安いものでも好きだったの
で、まあ美味しさにはかけるけど、別物として食べていました。
でも流石に30代後半から気持ち悪いなこれ、
といつの日からか食べなくなりました。
そのネギトロという商品名で販売されてるものは、
スジ部分の赤みをショートニング(マーガリン同様)に漬け込み、
酸化防止剤を混入し、更に乳化剤やpH調整剤などを混入してしっかりと
混ぜ込んで作られているそうです。
ネギトロ巻きはマグロたたき巻きと記載されて、
表示にはマグロ加工品と書いてあるそうです。
へ~・・・・・。
うちの子供には説明していますが、
「食べる前にそういうこと言うのやめてくれない?!」
「ママの言うこと聞いてたら食べられないものばっかりじゃん!」
と言われます。
本当にそう。その通りです。
いつの日か自然に、気持ち悪い。と感じてくれることを願い、
意識が変わるよう、小出しに伝えて行きたい。そうするしかない。と
感じています。
自分も食べてきたし、今更子供に話しても無理。みたいな気持ちになる程、
恐ろしい食べ物で溢れかえっています。
そう分かっていながらもまだ冷蔵庫にはそういった食品が入っています。
この綺麗な青空や雲を見上げる事が出来るこちら側も
もっともっと綺麗な土地で健康な体で在りたい。
そう思います☆
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