鮮やかな時空の物語
中学生になった娘(長女)は、
私が10代に着ていたTシャツ類を好んで着るようになったので、
倉庫にしまってあった衣類を、義母が発掘してきました。
その中に、あったジャージ。
これは私が高校生の時のものです。
色々な箇所に落書きがしてありました。
おしりには、HIROMI ☆ MARI と書いてあります。
昨年、お花屋をオープンした親友ひろみさんの事です(笑)
高校時代の事は色々覚えているつもりでいたけど、
このジャージの色も落書きの事も頭になかったので一瞬びっくりしました!
でも直ぐに懐かしさと共に当時が蘇りました。
フリーダムに生きる。
ただ誰の言うことも聞かない。
というフリーダムなので、のちにたくさん反省しました。
でもいいんです。
私達も40半ばになり、それなりに進化しています。多分。
画像は昨日うちの倉庫につたうウメモドキを伐採に来たひろみさんの後ろ姿です。
このウメモドキは毎年毎年、夏 も 秋 も見事な姿を見せてくれます。
伐採し終えてから庭で、
「まり、覚えてる?年とったら海の近くで一緒に暮らそうって言ってたの」
「私は海の近くは住めないって」(暑さに弱いから)
「私は今でもそのつもりなんだけど」
いやあなたは一緒に暮らしてる彼氏がいるでしょうよと言おうとしたら、
義母が
「それは無理よ海の近くだなんて尚更!」と突っ込んできました。
全否定が特技の様な義母は、いつだってひろみにも否定の言葉を投げかけます。
でも、笑って話をしめました。
変わっているようで変わらない。植物のように何年も何年もそれぞれが。
そしてこの可愛い本は、昔、私の誕生にひろみがプレゼントしてくれた本です。
ちょうどこの頃ですね☆
このジャージを着ていた頃も、長女を産んだ頃も、そして
今も在る素晴らしい縁に、
それにまつわる植物の存在にもとことん感謝のおもいです。
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